オバケの駐在所
「何を見てんのよ?」
向いていた方向を
目で追ってみると
遠くの道に
何かがいるのが見えた。
それは人の形を
しているようでもあり
手を振っているようにも
見える。
ずっとずっと
遠くにいるので
はっきりは
見えないんだけど……。
「……あれは何?」
「さあ。
僕も今気づいたんだ。
僕らを呼んでるのかな?」
「呼んでる?
あんな得体の知れない物が?
ろくな用じゃなさそーね。」
「うん、きっと人じゃない。
でもなんでか悪いものじゃ
ない気がするんだ。
やっぱり君も知らない?」
それは目で確認できる
ギリギリの所にいるのだが
周りの建物と比較しても
大きく感じて
粘土細工のような色。
向いていた方向を
目で追ってみると
遠くの道に
何かがいるのが見えた。
それは人の形を
しているようでもあり
手を振っているようにも
見える。
ずっとずっと
遠くにいるので
はっきりは
見えないんだけど……。
「……あれは何?」
「さあ。
僕も今気づいたんだ。
僕らを呼んでるのかな?」
「呼んでる?
あんな得体の知れない物が?
ろくな用じゃなさそーね。」
「うん、きっと人じゃない。
でもなんでか悪いものじゃ
ない気がするんだ。
やっぱり君も知らない?」
それは目で確認できる
ギリギリの所にいるのだが
周りの建物と比較しても
大きく感じて
粘土細工のような色。