オバケの駐在所
「美姫、ずいぶん
早いじゃないか。
どーしたんだぁ?」
そろりと近寄ってくる
強張った父に
恐怖を覚えた私は
思わず叫ぼうとしたけど
瞬間に固い固い父の拳が
飛んできた。
そのあまりの痛さに
思いきり泣こうとしたけど
父は私を何度も
痛めつけてきた。
声も出なくなった
私に父は言う。
「やめろよ!
近所にバレちまうだろ!
せっかく小さく切り刻んで
隠そうとしてるのに……。
ここに暮らせなく
なっちまうじゃないか…。」
ママは殺された。パパに。
優しかったパパは
どうしたの?
どこにいったの?
なんで殴るの?
私悪いことしてないのに。
褒められると思ったのに。
「……美姫もだんだん
ママに似てきたな。
あいつは私を
責め立ててきたが
美姫はそんな事
しないよな?
そうだ、ママの
代わりになって
パパと暮らそう。
黙っていれば
殺したりしないから。
な?……だから少し
おとなしくしててくれよ。」
と、私の服を
強引に破く父。
……ちがう。
こんな奴はパパじゃないよ。
早いじゃないか。
どーしたんだぁ?」
そろりと近寄ってくる
強張った父に
恐怖を覚えた私は
思わず叫ぼうとしたけど
瞬間に固い固い父の拳が
飛んできた。
そのあまりの痛さに
思いきり泣こうとしたけど
父は私を何度も
痛めつけてきた。
声も出なくなった
私に父は言う。
「やめろよ!
近所にバレちまうだろ!
せっかく小さく切り刻んで
隠そうとしてるのに……。
ここに暮らせなく
なっちまうじゃないか…。」
ママは殺された。パパに。
優しかったパパは
どうしたの?
どこにいったの?
なんで殴るの?
私悪いことしてないのに。
褒められると思ったのに。
「……美姫もだんだん
ママに似てきたな。
あいつは私を
責め立ててきたが
美姫はそんな事
しないよな?
そうだ、ママの
代わりになって
パパと暮らそう。
黙っていれば
殺したりしないから。
な?……だから少し
おとなしくしててくれよ。」
と、私の服を
強引に破く父。
……ちがう。
こんな奴はパパじゃないよ。