オバケの駐在所
「何ふくれてんのよ?」
「……別に。
せっかくハジメの
おじちゃんから
割引券もらったのに
使わないしさ。
バスの中でもマナーを
守らないし、
悪い事ばっかりして
内臓食べられても
知らないよ。」
「内臓?
何言ってんの
あんたは恐いわね」
嘘ばっかりつく人は
大人になっても
嘘で固めた人生を送る。
悪い事をする人は
一度手を染めたら
なかなか抜け出せなくなる。
地獄のエンマ様は
その様子を
どこからか見ていて、
自分の所へその人の
死体なり内臓なり
使い魔に持って
こさせるらしい。
そして体の一部を
手に入れると、
その人を一生奴隷として
従わせるんだ。
……ってこれは
誰が言ってたんだっけ?
「あーっ美姫ちゃん、
消毒の腰洗い槽
入らなきゃ
いけないんだよ!」
「なーんで幽霊がいちいち
決まり事を守らなきゃ
いけないの。」
僕は首を横に
振りながら思った。
……やれやれ、
子守りは疲れるや。
「……別に。
せっかくハジメの
おじちゃんから
割引券もらったのに
使わないしさ。
バスの中でもマナーを
守らないし、
悪い事ばっかりして
内臓食べられても
知らないよ。」
「内臓?
何言ってんの
あんたは恐いわね」
嘘ばっかりつく人は
大人になっても
嘘で固めた人生を送る。
悪い事をする人は
一度手を染めたら
なかなか抜け出せなくなる。
地獄のエンマ様は
その様子を
どこからか見ていて、
自分の所へその人の
死体なり内臓なり
使い魔に持って
こさせるらしい。
そして体の一部を
手に入れると、
その人を一生奴隷として
従わせるんだ。
……ってこれは
誰が言ってたんだっけ?
「あーっ美姫ちゃん、
消毒の腰洗い槽
入らなきゃ
いけないんだよ!」
「なーんで幽霊がいちいち
決まり事を守らなきゃ
いけないの。」
僕は首を横に
振りながら思った。
……やれやれ、
子守りは疲れるや。