夢が覚めたら(短編)
それから有本は俺に向かって女子にしか分かんないような話をしていたけど、
俺は聞いちゃいなかった。


え?
なんでかって?

有本の胸ばっか見てたから。
実はこいつは巨乳なんだな、それが。


俺とは違ってふくよかなそれを間近で見られるチャンスはなかなかない。
特に今の年頃はお互い異性を気にしすぎてあまり近くによることも無いからな。
正面から堂々と見られるのはこれが最初で最後かもしれない。




< 10 / 17 >

この作品をシェア

pagetop