雨水小説の解説(読む前に、まずはこれを)
『夢デアエタラ』
平成20年3月
第8作目
「夢デアエタラ」
(春の小説)








これは、
あるケンカっ早い
高校生の男の子が主人公。







しかし、
そんな人物とは裏腹に、
妹思いの優しい兄の面も
持ち合わせていた。








それを知らない
周りは、
『不良』として
彼を見ている。








そんな、
不良生活を
送るようになったのは、
妹の事故が原因。




それからと言うものの、
喧嘩に明け暮れる
日々を送る主人公。







繰り返し続くある日の事、

奇妙な老人から
受け取った
不思議な実を食べてから、

おかしな事が
起きるようになった。









それは
夢の中で亡くした妹に
出会い、
そこから物語が
初めて動き出す。









この夢は
何とも不思議で、

目が覚めると
夢の内容を忘れてしまい、
再び夢に入ると
夢の事を思い出す。









そして、
夢の中で体が傷つけば
現実でも体が傷つく。

夢で物が壊れれば
現実でも物が壊れる。


夢で撮った写真も
現実でも画像が残る…










そこから、
夢と現実の二面性で
物語は変化していく、

春眠暁を覚えずと言った
春らしい小説
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