それでも愛してる
『それよりどうするんだ?』

「もっと彼女に聞かなくちゃだな」

同僚は呆れた顔で
『いゃいゃ…まだ追いかけるのか?死ぬかもしれないんやで?』

あ~そうか…
《諦める》って選択肢は考えても無かったなぁ…

「死んだら死んだで彼女と一緒になれるやん☆」
どうやら同僚の脳天気が移ったみたいだ…

『あ~頑張れ……』
と、同僚は諦めたような表情で言った

『あ、一つだけ…少なくとも霊子ちゃんはお前を殺すつもりとかは無いみたいやな…まぁ倒れ無い程度に程々にしとけ』

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