【仮】悲劇のヒロイン少女
一章 転入

友達

ピピピッッ…



携帯の目覚ましの音が私の耳に響く。


カーテンの隙間からは朝を知らせる光がもれていた。



「眠い。」


私は目を擦りながら周りを見渡す。


柴音とお母さんとお父さんはまだ眠っている。


柴音は私の姉。

小6…

私は小2だから4歳年が離れている。



今日は転入初日。



私はまたベッドに横になりながら携帯を開く。


携帯を開いた瞬間携帯のデコが反射して私の目にうつる。


いた…


まぶしいな。



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