アイカレ-17.2-
「って、えぇ〜!?」





ドタバタと、私が家中を走り回る
音が家に響いた。






「っるっせぇよ。高校生の女が朝に
 ドタバタしてんじゃねぇよ。」





「ホント…。お姉ちゃんありえない。
 てゆうか本当にお姉ちゃん?
 美優と隼人兄ぃの方がしっかりしてるかも。」






「あ〜そー!!どーでもいいから。」





弟の隼人、妹の美優が苦情をぶつけて来る。





ん〜もぉ!!





「…む。」




「なんて?」


母が私に聞いてきた。



「学校、休むからっ。」





もー!!いやっ。



藍も、梓も、お母さんも
隼人も、美優も。



─…でも一番嫌なのは
自分自身。
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