アイカレ-17.2-
今の時間帯は1時間目が始まってる
ぐらいだから、当然登校の道に同じ
制服を着ている生徒はいない。


…余計学校に行くのがめんどくさくなる。


あたし、昨日の今日だしどんな顔をして
藍に会えばいいの?


どんな顔をして梓に会えばいいの?


きっと、ポケットに入ってる電顕を切った
携帯にだって二人からたくさんのメールや
電話が来てるんだと思う。



だから私はわざと携帯の電源を入れない
ようにしていた。


そんな二人にたくさんの罪悪感が生まれる。




私はそこで立ち止まって、少し考えた。



-私高校まだ一度も休んだことない
よね?

一回位…サボっちゃってもいいよね?


お母さんにもばれないよね?



…帰ったら電話の線抜いとけば
いいか。



私は来た道をまた戻って私は
ゲームセンターに向かった。




ウィーン…



私は今ユウホーキャッターに
挑戦している。





「あっ。この機械ムカツク〜」


何だか上手くいかない
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