アイカレ-17.2-
教室に行くと、登校中よりもっと
ザワザワしてた。




「ちょっと、東宮さん。」



後ろから掛かってきた声に私は
振り返る。




「は、はい?」



ヤバい。


これは…藍の事絡みだ。





「話があるんだけどね。」



「松原君の事意外なら。」



面倒臭いから、キッパリ言った。




すると、彼女は顔を真っ赤にして
“貴方、男ったらしねっ”と言って
教室から出て行った。





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