アイカレ-17.2-
あれから2時間経った。




「東宮芽衣さんですね?」



医者に聞かれて、ハイと答え
藍がいる部屋へと向かった。






ピッ ピッ ピッ




沢山の機械に繋がれている藍の
体。



“ICU”



それが藍の居た部屋だった。






「お掛け下さい。」




お母さんでも身内でも彼女でもない
私が何で来たんだろう。








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