アイカレ-17.2-
「私は。」




沈黙の中、口を開いたのは梓だった。






「…私は松原、梓です。
 松原、藍の妹です。」






-え…?







「…カルテ。」



“西田先生”は看護婦にそういうと
看護婦は何処かに行って、紙を持って
こっちに来た。






「…藍君は…一人っ子じゃ?」










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