アイカレ-17.2-
「話が反れてすまない
 …─それで…。」





藍の話をずっと続ける先生。






“今は意識不明だが…
 目が覚めてすぐに元気になる
 確率は100%に近い。”

と。






話が終えて、病室を出ようと梓と
二人でたった。





「…─応急処置。」





後ろから声が聞こえて。



振り返ったら。





顔を曇らせた、西田先生が居た。


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