夢の中で…
~翌日~
智菜美は目腫れながらも学校に行った。
佳苗と待ち合わせの場所に着いた。
智菜美は佳苗を待っていた。
佳「智菜美~。
今日は早いね?
どうしたの?」
智「…………」
佳「智菜美?
目腫れてるけど…
どうしたの?」
智「…かれた」
佳「え?」
智「大和と別れた…」
佳「智菜美?
冗談やめてよ!!」
智「………………」
佳苗は混乱していた…
バカップルが別れたから…
智「向こうは…
涼華の事好きだって…」
佳「え?」
智「大和…浮気した…」
佳「そんな!?
大和君がそんなするはずない!!」
智「どうして言い切るの?」
佳「だって…
大和君から結構相談乗ってたから…」
智「え?」
佳「大和君…心臓病なのよ?」
智「え?」
佳「別れを切り出したのその事だよ…」
智「…………………」
佳「それでも彼女なの?」
智「佳苗は…
何でも知ってるんだね…」
と言い佳苗の前から去って行った…
そこに涼華が来た。
涼「智菜美ちゃん♪」
智「………………」
涼「彼氏出来たんだ☆」
智「良かったね☆」
智菜美は無理に明るくした。
そして涼華は何処か行った…
智菜美は屋上へ行き靴を揃えて飛び降りた…
幸い落ちた所が芝生がある所で死にはしなかった。
女子が叫び声をあげ先生が駆け付けた。
智菜美は救急車で病院に行った。
そして佳苗と愛美が病院に駆け付けた。
智菜美は呆然としていた…
決して記憶喪失ではない…
ただただ呆然としていた…
愛「ちな?」
佳「智菜美?」
智「…………」
二人はそっと智菜美の方へ行った。