離れないで


恭平の行動は日に日に
ひどくなった。


洋服の上から
触っていたのに
いつからか
洋服の中に手を
入れるようになった。


嫌だって言っても
一度そうなれば、
もう恭平を止めることは
できなかった。



好きだけど怖かった。


何も経験のないあたしは
これからどうなるのか
怖くてしかなかった。



矛盾してるけど


怖いけど好きだから
嫌われたくないから
あたしは無理矢理
恭平を受け入れた。


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