☆恋愛さらだ☆
サラッとした長い髪。


女の髪の毛を触ったのは初めてじゃないのに、なぜかドキッとしてしまった。



俺はもういい大人なのに。


若い子を相手になに考えてるんだろう。




「あの…。ありがとう。」

「…う、うん。」




沈黙が始まった俺達。


こういうことが初めてだったのか、花菜は少し涙目だった。



いつの間にか、部屋の掃除をしている俺達。

花菜も、文句一つ言わずに黙々と掃除。



俺達って、一体なにしてるんだ…。




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