ハツコイ

ふいに目があった。

私は前で小さく拳をつくった


私なりの、精一杯の気持ち。

頑張れ、先輩…


先輩はそれに気づいたのか、少し笑って頷いた。

試合開始の合図がなった

「ほんとラブラブだね」

ゆき先輩が隣で笑う
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