ハツコイ

出来上がった山にトンネルをほる。


奥に進めていくと、最終的に先輩と手が触れ合った

それに照れて二人で笑って


その山を背に海に足をつけてはしゃいだりした


だんだん空が赤くなってきた時。

私と先輩は砂浜に隣合わせに座っていた


「久しぶりです…私。砂遊びしたの」


「俺も!」


二人で顔を見合わせて笑った


この時間がずっと続けばいい

そんな事も思った。
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