ハツコイ

ジワッと涙が出てくる

それをみた大地先輩は…
ぎゅっー…


「えっ?」


私を抱きしめる先輩。


「俺にしときなよ…」


今にも消えそうなくらい小さな声で
先輩はそっと呟いた

「大地先輩…?」


沈黙がはしる。
私を抱きしめたまま動かない


どうしたんだろう?


「あーや〜めた!」


「へ?」


突然私から離れる先輩。


「今言っても結果目に見えてるもんな」


そう言ってさっきまでの行動が嘘のように先輩は笑う

つられて笑う私。
なぜかホッとしてる


大地先輩は何が言いたかったんだろう?

よくわからないけど
なんか元気でた!


ありがとう大地先輩…
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