ハツコイ
「ふう…」
今日も1日疲れたな〜
トボトボ歩きながら思う。
この道、街灯少ないから怖いんだよね…
その道だけスタスタ早足になる。
家に帰り着きご飯を食べると、何もする元気が出ずベッドに倒れた
「はあ〜」
まだまだ慣れない事ばかりで、早く覚えたいけど体がついてこない…
いつのまにか私は
眠ってしまったらしい
目が覚めて窓を開けるともうすっかり明るかった
私は学校へ行く準備をしてそそくさと家を出た。
学校に着くと健人先輩の姿はなかった
「あれ?紗由ちゃん」
声がして振り返ると大地先輩の姿が。
「あ、先輩…おはようございます」
「あ〜今健人じゃなくて残念〜って思ったでしょ」
「そっ…そんな事…」
私の返事を待たず先輩は話す。
「健人なら今日は休みだよ。熱出したらしい」
「え…?」
「合宿も近いからな〜張り切りすぎって感じ?」
もう少しで春合宿を控えている部員達は、
いつもより練習に力を入れている。
健人先輩は主将として
誰よりも頑張っていた
「あ〜大地♪今日暇ぁ〜?久しぶりに遊んでよお〜」
いきなり大地先輩に抱きつき私を睨んでくる女の人。
ゆき先輩に負けないくらい美人だなあ〜
「この子はそんなんじゃないよ。うちのマネージャーなんだ」
大地先輩が女の人に優しく言うと、
「そうよね、大地がこんなちんちくりん相手にするわけないわよね!それより!今日どう?親いないんだけど…」
ち…ちんちくりん…
「そうだな、今日は部活いかなくても文句言う奴いないし、久々に美佳ちゃんとこお邪魔しちゃおっかな♪」
ノリノリで答える先輩に女の人は照れながらもまんざらじゃないみたい。
…ん?
「大地先輩、放課後は部活ありますよ?」
「いいじゃない紗由ちゃん!今日あいついないんだし♪」
そう言って笑っている先輩をキッと睨みつけ、
「何言ってるんですか。健人先輩がいないからこそ頑張るべきじゃないですか!サボるのは認めませんからね」
私はそう言って走り去った。
今日も1日疲れたな〜
トボトボ歩きながら思う。
この道、街灯少ないから怖いんだよね…
その道だけスタスタ早足になる。
家に帰り着きご飯を食べると、何もする元気が出ずベッドに倒れた
「はあ〜」
まだまだ慣れない事ばかりで、早く覚えたいけど体がついてこない…
いつのまにか私は
眠ってしまったらしい
目が覚めて窓を開けるともうすっかり明るかった
私は学校へ行く準備をしてそそくさと家を出た。
学校に着くと健人先輩の姿はなかった
「あれ?紗由ちゃん」
声がして振り返ると大地先輩の姿が。
「あ、先輩…おはようございます」
「あ〜今健人じゃなくて残念〜って思ったでしょ」
「そっ…そんな事…」
私の返事を待たず先輩は話す。
「健人なら今日は休みだよ。熱出したらしい」
「え…?」
「合宿も近いからな〜張り切りすぎって感じ?」
もう少しで春合宿を控えている部員達は、
いつもより練習に力を入れている。
健人先輩は主将として
誰よりも頑張っていた
「あ〜大地♪今日暇ぁ〜?久しぶりに遊んでよお〜」
いきなり大地先輩に抱きつき私を睨んでくる女の人。
ゆき先輩に負けないくらい美人だなあ〜
「この子はそんなんじゃないよ。うちのマネージャーなんだ」
大地先輩が女の人に優しく言うと、
「そうよね、大地がこんなちんちくりん相手にするわけないわよね!それより!今日どう?親いないんだけど…」
ち…ちんちくりん…
「そうだな、今日は部活いかなくても文句言う奴いないし、久々に美佳ちゃんとこお邪魔しちゃおっかな♪」
ノリノリで答える先輩に女の人は照れながらもまんざらじゃないみたい。
…ん?
「大地先輩、放課後は部活ありますよ?」
「いいじゃない紗由ちゃん!今日あいついないんだし♪」
そう言って笑っている先輩をキッと睨みつけ、
「何言ってるんですか。健人先輩がいないからこそ頑張るべきじゃないですか!サボるのは認めませんからね」
私はそう言って走り去った。