ハツコイ
それぞれの決意
女子の先輩は泣きながら去っていく
頬の痛みが抜けず、保健室についてきてくれた大地先輩
湿布を優しくはってくれた
ひんやり冷たくて気持ちいい
「大丈夫?」
心配そうに尋ねてくる先輩
「平気です!ありがとうございます…あの…、健人先輩には秘密にしといて下さい」
もし先輩に知られたら
また女子の先輩達に文句を言いに行ってくれる
そして自分のせい、って責めるかもしれない
大会前だし余計な事で心配かけたくないんだよ
私が我慢すればいいだけだし
現に私と先輩は
色々文句を言われるような
そんな関係ではないから
ただの…
部員とマネージャー。
ああ…自分で言ったのに
変に傷つく…ね。
頬の痛みが抜けず、保健室についてきてくれた大地先輩
湿布を優しくはってくれた
ひんやり冷たくて気持ちいい
「大丈夫?」
心配そうに尋ねてくる先輩
「平気です!ありがとうございます…あの…、健人先輩には秘密にしといて下さい」
もし先輩に知られたら
また女子の先輩達に文句を言いに行ってくれる
そして自分のせい、って責めるかもしれない
大会前だし余計な事で心配かけたくないんだよ
私が我慢すればいいだけだし
現に私と先輩は
色々文句を言われるような
そんな関係ではないから
ただの…
部員とマネージャー。
ああ…自分で言ったのに
変に傷つく…ね。