ハツコイ
その日は何故か皆やる気がなくて少し早めに部活は終わった。
大地先輩も部活にきたのはいいが、ゆき先輩や他の部員と話してばっかだった。
その間に私は天気が良かったので、皆の分の胴着を洗濯した
部活も終わって家に帰るとメールがきていた
《健人、明日は学校行けるらしいよ♪》
大地先輩からそうきていた。
明日は会えるのか〜
そう考えただけで嬉しくなる
そして私は眠りについたー…
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「おっす〜健人!風邪はもういいのか?」
「あぁ。迷惑かけたな。それより大地!お前俺がいなかったからって、部活サボったんじゃないだろうな」
「そのつもりだったけど、健人先輩がいないからこそ頑張るべきです!…とか言われてよ。」
「…?吉永か?」
「そう!皆お前がいなくてやる気なかったのに、あいつだけひたすら動いてた。」
「そうか…」
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「おはようございます」
私が柔道場にいくと
みんな揃って朝練していた
みんな気合い入ってるな〜
「吉永」
「え?あ、健人先輩」
そこには健人先輩がたっていた。
「洗濯ありがとな。あと、大地の事も、迷惑かけたな」
ん…?先輩…
私は鞄の中をゴソゴソ探る
「あの、これどうぞ」
「え?」
そう言って私は飴をとりだし先輩に渡す
「のど飴です。先輩、まだ本調子じゃないんじゃないですか?」
「おい!マネージャー」
他の部員からよばれ
「はーい!あ、じゃあ先輩!お大事に」
そう言ってその場から離れる