好きやから
切ったった。
雅也の好きな人があたしやと??
そんなこと絶対あらへん!!
「えぇかげんにしてや!!」
「いぃじゃない♪もうすぐ帰って来るらしいし!」
「よくないわ!!離せ!!」
なぜか今、あたしは稚菜とその彼氏、陸に雅也の家に連れて行かれよう。
稚菜が雅也の家の鍵を開けて、陸があたしを押さえつけて家の中に入れようとしている。
「陸!!離せ!!」
「ムリー。だって俺は稚菜の見方やから」
クッソーー!!
家に入れられるとイスに座らされて、ロープでくくられてる。