好きやから
今まではどうってことなかったけど、稚菜の言葉を変に意識しちゃって食べるのに抵抗した。
だけど怪しまれるから勢いでパクッて食べて雅也にかき氷を返した。
ヤバイ。ドキドキいってる。
その後は雅也と花火を見てそれぞれの家に帰った。
『なんにもなかったん!?せっかく2人にしてあげたのに!?』
「あるわけないやん」
家に帰ったら稚菜から電話がかかってきたからさっきのことを報告した。
…間接キスのことは言わなかった。
今までに何回もしてるし…。
『つまんなー、まぁまだ大丈夫や!!』