好きやから
好きやから
雅也??
玄関の前には雅也が立っていた。
「なにしてんの?」
「…ちょっとな」
「はぁ!?ちょっと!!」
雅也はズンズンと家の中に入ってくる。
そのままリビングまで行き、雅也はソファーに座る。
「なにしに来たん?」
「夏樹と話しに来た」
まさかさっきのこと?
でもさっきは雅也、酔っててから何にも覚えてないはず…。
「俺、あんぐらいの酒で酔わへんから」
じゃぁ。
「さっきの全部、俺の意思でやったことやから」