好きやから


「おまえ、今日から俺の彼女なる?」


「うん」


考える前に勝手に口が動いた。


でも、後悔は、してない。




「夏樹」


「ん?」


呼ばれて顔を上げるとキスされた。






「おまえ、めっちゃアホ面」




へっ?


「アホ面言うな!!雅也が急にキスなんかしてくるから!」


「じゃあキスしてえぇか?」


「なんでそーゆーこと聞くん!?」


「おまえが急にするな言うから聞いたんやろが!!」

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