CHANGE?
ー卓sideー

―掃除、だる…

卓はほうきを持ちながら、ため息。

「早く部活いきてぇ~~!!」

そう叫ぶのは俺の友達、亮。

「お前、もう着替えたのか??」

「おぅ!」

そう言って亮はクルリと回った。

特注らしいバスパンがヒラヒラとしていた。


そう、俺たちはバスケ部。

あと5分で始まるというのに…

まだまだ全然終わりの兆しが見えない。

「あんの、ババァ…」

亮がポツリ。

俺も、亮と同じくイライラしていた。


「はい、終わり―お疲れ様~」

その合図と共に、俺と亮は走って行った。

あの、体育館へ。

「やべぇよっ!!もう10分も遅れてる!」

亮がそう言った時、女子とすれ違った。

「「あ」」

ゆずちゃんと二宮だった。

「でた!超可愛い2人組」

亮はニタニタしながら言った。

軽く変態だよ、コイツ。

そう思いながらも、

可愛いな、と卓は思っていた。

今日は、バレー部と半面。

あの2人はバレー部だから、地味に見れる。

ヒーリング効果、絶大ww(笑)
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