僕は君のために夢を見る
僕はいつものように泳いでいた。

でも、ある日僕の目の前にぽっかりと浮かんでいる小さな島が映し出された。
僕は、毎日いろいろな島にカヌーで行ったり、泳いで行ったりするんだけれど
今日は、今までに見たこともない小さな島を見つけたのだ。

今は、お昼どきで家からはお母さんが僕を呼ぶ声が聞こえてくる。

昼といったら、潮が引潮になるときだ、普通じゃあの島には行けない、だから今が最高のチャンスだ。

僕は、どうしてもその島に行きたかった。

気が付いた頃にはもう勝手に僕の足はその小島に向かっていた。
< 2 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop