「傍にいてやんよ」



「あ、わりぃ大丈夫か?」


よろけたあたしの腕を掴みそう言ったのは、同じ制服を着た、背の高い男の子だった。


「あ、一年?まだ制服きれい」


「‥‥‥二年」


「転校生?」


あたしが頷くと、彼は笑った。


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