告白
「はぁー。」
ため息が浴室に響く。
今日の朝に手紙を見てから、今までどう過ごしたかわからない。
頭の中で手紙の言葉がグルグル渦巻いた。
清水くんの言う通りラブレターじゃなかった。
『あなたに会いたい。
会って話がしたい。』
手紙に書いてあった。
そうだよねー。
誰だ?って思うよね。
手紙の相手知りたいって思うよね。
「はぁー。」
また、ため息が浴室に響く。
のぼせそう、とにかくお風呂から出よう。
脱衣所の鏡に映る裸の私。
肉でパンパンなほほ。
もうすぐ二重あごになるそうなたるんたるんのあご。
太い二の腕。
お腹の肉は、つまめるのを通り越し、つかめる、両手でがっちりと。
でっかいおしり。
ふとすぎる太もも。
やばい、すごく落ち込んできた。