告白
『突然会いたいなんて書いてごめん。
もう、書かないから、返事下さい。
君と手紙を続けたいんだ。
ずっと待ってる。』
あふれてくる涙がとめられない。
私なにしてんだろ。
花に話しかけながら、花壇の世話をするやさしい清水くん。
そんなやさしい清水くんだから、好きになったのに。
もしあの時に、
『会わないで手紙だけ続けたい。』
と書いたら、きっと清水くんはそうしてくれていた。
なのに、突然手紙やめて。
やめた私にこんな手紙。
『ごめん』って。
清水くんにこんなこと書かせて、私なにやってるの。
自分がなんて思われるか、ただ怖くて。
私、自分の事しか考えていない。
そんな私に、清水くんはこの手紙を書いてくれた。
清水くん。
清水くん。
清水くん。
好きです。
大好きです。