告白
今日、告白するのに、告白する前にあきれられるのは辛いな。


「ここだから。」


学校近くの大きなカラオケ店。


清水くんは背中を向け先に歩いてなかに入って行く。


ははっ、会話終わっちゃった。




「告白した?」


きらりが小声で聞いてくる。


「なに言ってるの。
告白してないよ。」


私も小声で答える。


「えー、だってパーティールーム入ったら、きっと清水女の子に囲まれるよ。
一人になることなんてないんじゃない?」





きらりの言う通り、あの後すぐにパーティールームに着いてドアを開ければ、すぐに囲まれた清水くん。



そして、男子に囲まれるきらり。


きらりの隣にいる私も一緒に囲まれる状態。
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