僕の恋愛100パーセント。アスターの思い
飲み物を買いに行くといっても容易なことではなかった。狭い歩道に出店や人がひしめき合っている。二人は、はぐれないように寄り添い出店をさがした。どこの出店も人が立ちはだかり、列ぶ事さえ人の流れに圧しやられるありさまだった。あおいが「コンビニにいこ」と言い出した。
確かにこの状況で、出店で買うより早く買う事が出来るだろう。
僕たちは中央通りから流れ川に入る途中のコンビニで飲み物を買った。
「少し休んでいこう」と言い出し、あおいはコンビニの前にある新天地公園に入り、ベンチに腰掛けた。
「疲れちゃたね」
「うん、ごめん」
「謝る必要なんかないよ、私がついていきたかったんだし」
「えっ」
「ここに夏美たち、呼ぼう」
「うん」
僕はあおいの「ついて行きたかった」の言葉の真意を聞きたかったがやめた。あおいの笑顔を見るだけで満足したし、僕の期待と違う言葉が返ってくるのがなによりも怖かった。
確かにこの状況で、出店で買うより早く買う事が出来るだろう。
僕たちは中央通りから流れ川に入る途中のコンビニで飲み物を買った。
「少し休んでいこう」と言い出し、あおいはコンビニの前にある新天地公園に入り、ベンチに腰掛けた。
「疲れちゃたね」
「うん、ごめん」
「謝る必要なんかないよ、私がついていきたかったんだし」
「えっ」
「ここに夏美たち、呼ぼう」
「うん」
僕はあおいの「ついて行きたかった」の言葉の真意を聞きたかったがやめた。あおいの笑顔を見るだけで満足したし、僕の期待と違う言葉が返ってくるのがなによりも怖かった。