僕の恋愛100パーセント。アスターの思い

あおいはとても優しいこだ。本来なら「どうしたの？」と聞くのはあおいの言葉だろう。だけど彼女は僕の事を気遣ってくれる。そのやさしさがとても心地良くて僕は聞きたい事の優先順位が逆転していた。

あおいは僕の隣にこしをかけ僕が聞くのをただじっと待っている。

僕は一息入れてあおいを見つめた。そして。

「僕たち、付き合ってるの？」と、告白もしていないのに聞いてしまった。

あおいは不思議そうな顔をして僕をみつめながらこう言った。

「私はけんが好き」と。

僕は赤面してしまったが義務であると思う言葉を口にした。

「僕もあおいが好きだ。はじめてあったときから。だれよりも幸せにするから付き合って下さい」と。

「はい」とあおいは答えてくれた。