甘々果汁BABY
違うよ、違うよ...
なんか話しの方向性がずれてる。
あたしが振られたっていったのは...。
「俺が明花フるわけねーじゃん。」
その弘斗の一言に、
いつのまにかたかっていた女子は
あたしにブーイング。
あたしじゃなくて
弘斗にブーイングしなさいよ...。
「ごめん弘斗...。あのねあたし…。」
「あのさぁー!!!」
あたしが言わなければならないことを
口に出した途端。
澪はわざとらしく、
大声を張り上げてあたしの言葉を遮った。