甘々果汁BABY
「危なかったねぇ明花。」
朝のHRを終えて、
澪があたしの席にやってきた。
「制服探してたんだよ~...。」
「まぁ久しぶりの登校日だしね。」
そうそう。
ママったら。
クリーニングに出したあたしの制服。
自分のクローゼットにいれてんだもん。
「とーこーろーで。デートはしたの?」
「あ、うん...まぁ……。」
デートっていうか...?
ただ遊びに行っただけなような...。
ほんとに付き合ってるのかなあたしたち。