甘々果汁BABY
「いでっ……」
みんながお昼を食べているところで
あたしらはオヤジ野郎に
げんこつをくらわされた。
「次したら中山先生に補習してもらうからな。」
「すいませーん。」
あたしは自分の頭をなでながら、
反省の色もなく謝った。
「...ったく。だから海入るなっつっただろ。」
「野上くんだって楽しそうだったじゃん。」
「別にー。」
そういって野上くんは
斜め上を向いて口をとんがらせた。
やばい...
かわいー……。