かんがえるくちびる






「ゆん?」

「どうしたんだよっ!?」


「なんで泣いてんだ?!
  怖い夢でもみた!?」



心配そうに私を見つめる
ブラウン色の瞳。


キャベツ.............?





ここ.......保健室..........?



キャベツが運んできてくれたのかな?


「ん.......なんでもない」



これ、言ってもいいのだろうか。


本人に。




"あなたが私の夢に出てきます"


って。
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