君の背中…
◆春◆
やっと暖かくなってきて、花がさいてきた頃、わたし 真衣は中学2年生に。大きかった制服もぴったりになってきて、1年のときよりもスカートの丈を短くして。
「おはよ-!!真衣☆」
声をかけてきたのは、入学になってすぐに仲良くなった由莉。
「おはぁあ!!」
私は眠そうに返事する。
「おはよ-さン」
そして美奈。3人はいつも一緒。親友♪
「あッ!!今日も来てるじゃん♪あいつ、本当、真衣のこと好きだよね!!笑」
「でも、あたしは好きじゃないし」
彼は駿希。私のことを好きとか言ってる奴。わたしはうっとうしくて…。そんな駿希に恋におちるなんて。
もし、君がわたしのことを好きになっていなかったら、あたしはこんな苦しい思いはしなかったのに…。
「春だょ!!恋がしたい☆」
わたしと美奈。
「いいなぁ♪由莉は。ダーリンがいて!!」
「ラブラブな彼氏ほしい!!!!」
美奈が隣で騒ぐ。
「すぐできるって♪」
君の笑顔が…
君の声が…
君の優しさが…
わたしの心を奪うなんて。
チャラ ララ リン---
"メール受信"
「誰からだろぅ?」
家でゴロゴロしてたあたしにメールが。
このメールが届かなかったら……?
こんなに辛い思いはしなかっただろう…。
【2年5組の、田中駿希です。ょろしくね!】
「え-!!!なんで?」
【ぅン。よろしく!誰からアドレス聞いた?】
"メール送信"
「おはよ-!!真衣☆」
声をかけてきたのは、入学になってすぐに仲良くなった由莉。
「おはぁあ!!」
私は眠そうに返事する。
「おはよ-さン」
そして美奈。3人はいつも一緒。親友♪
「あッ!!今日も来てるじゃん♪あいつ、本当、真衣のこと好きだよね!!笑」
「でも、あたしは好きじゃないし」
彼は駿希。私のことを好きとか言ってる奴。わたしはうっとうしくて…。そんな駿希に恋におちるなんて。
もし、君がわたしのことを好きになっていなかったら、あたしはこんな苦しい思いはしなかったのに…。
「春だょ!!恋がしたい☆」
わたしと美奈。
「いいなぁ♪由莉は。ダーリンがいて!!」
「ラブラブな彼氏ほしい!!!!」
美奈が隣で騒ぐ。
「すぐできるって♪」
君の笑顔が…
君の声が…
君の優しさが…
わたしの心を奪うなんて。
チャラ ララ リン---
"メール受信"
「誰からだろぅ?」
家でゴロゴロしてたあたしにメールが。
このメールが届かなかったら……?
こんなに辛い思いはしなかっただろう…。
【2年5組の、田中駿希です。ょろしくね!】
「え-!!!なんで?」
【ぅン。よろしく!誰からアドレス聞いた?】
"メール送信"