【実話】今日からアナタに恋をします


3日に渡る期末試験がようやく終った。

長すぎ・・・。
私は気になったので先生に聞いてみた。

「先生~高学年のTOP3誰だったんですか?」
「えーそれは、一位が6年生の○○○○。二位が6年生の坂田ユウ。三位が5年生の内田マリだ。うちのクラスからは内田が三位に入ったぞ。」
「あっそうですか~ (bД°)ありがとうございます」
「なんだその驚いた顔は」
「いやっさすがだな~と思って(´▽`)」
「そうだな。お前もTOP3狙えるように頑張れ」
「いや・・・。私は中間で結構です、でわ」




やっぱり・・・・・・。二位とか・・・。

未知の世界~!!!

マリもすげぇ~な。ま、私は勉強で生きていかないし。

でもユウ先輩も私にあきれてるよね・・。その前に視界に入ってないかも知れないし。うん、そのはずだ・・。でも!もしユウ先輩が「バカ嫌い」だったらどうしよ~!!

そんな考えを何回も何回も繰り替えしていた。

その時だ。ま、ま、ま、まえからユウ先輩が!(Д`n)」

OH!NO!

私は下を向いて目を合わせないようにした。

ってダメやんか!!!!ここは目あわせて満面の笑顔でニコッだろ!!私!!

そう思って顔を上げた瞬間には・・・


もうユウ先輩は私に背中を向けていた。

OH!NO!

またもや機会を逃してしまった。

それ後すぐに夏休みに入り、

一ヶ月間私はユウ先輩と会うチャンスすらなかった。
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