【実話】今日からアナタに恋をします
そして私はハルの跡をついていくことにした。

昼休み、いつものようにハルがすぐに弁当を食べて3階に向かった。

私もいそいでハルに気付かれないように跡追った。

階段を上がっていくハル。

それを追う私。

タッタッタッタッタッ

するとハルは講堂の前で止まった。

私は講堂に入ろうとするハルに思わず、

「ハル!!何してんの?」

ハルは驚いた様子で、ヤバイという顔をして何も言わなかった。

「えっと・・・。え~・・。」

マリとサユもやってきた。

「ハル!?」
「・・・・・」

すると私達の後ろから中学3年生の先輩達4人が来た・・・。

その中にサユお姉ちゃんもいた。

サユの姉が、

「サユ、お前何やってんの?」
「え。お姉ちゃん・・・?」
「何?お前邪魔。どっかいって」
「えっどういう事??」


なんで中3の先輩達がいるの???????


ハテナマークがいくつあっても足りない・・・・。

私達3人は呆然と立っていた。

でもハルだけは違った。

先輩が、

「じゃぁ~ハル行こう~」
「お前ら入ってくるなよ!」


「・・・・・・」

3人とも頭が回らなかった。

そしてハルと4人の先輩は講堂の中へ入っていった。
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