貴方が好きなの

夜。


お城の大広間でパーティーが始まりました。


女王と王子様の前で6人の美しい姫が踊ります。


その中から1人を花嫁として選ばなければなりませんが、王子はオデット姫を妃として迎えることにしていました。



王子はオデット姫を待ちました。


6人の姫は選ばれるのを待ちました。


そんな中


《僕には、もう、決まった人がいます》


と王子が言うと6人の姫は、怒って帰ってしまいました。


女王は驚いて


《そなたの決めた姫の名は?》


と聞きました。


《はい。オデット姫と申します》






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