キミと私の1週間 【完】
第六章
「あ、やっぱり今日も変わんなかったよ
ねぇ、本当に私死ぬの?」
金縛りと共にやってくる少年に普段通り問い掛けた。
もぅ見慣れた黄色い半袖Tシャツに、7分丈の黒いズボンを着て。
でも、いつもと違う雰囲気を纏って。
「どぅしたの?」
無言を貫いて、いつも座る場所に今日は座らない。
「ねぇ、どぅした‥」
近づいてきて、やっとわかった。
彼の肩が小刻みに震えているコトを。