わがまま彼氏。
私達は、何とか学校に着いた。
私達の学校は校舎は新しい。この辺の学校では1番新しいかもしれない。
「ぐぇ~・・・やっと着いた~!」
「あんたっ!ハ、ハヤッ・・・すぎる!!」
「ごめんごめん!」
私は軽く謝ると、また廊下を走る。
私はとにかく走る事が好き。だから、陸上部に入った。陸上部なら好きなだけ走れるし、やりがいがあると思った。
入部した結果、やっぱり私の思ってる以上に私に向いていた。
女子は1500mって決まってるけど、私はいつも余計に5周走っていた。男子とも仲良くなって、悠里にも知り合えて・・・。
何不自由なく、今まで暮らしてきた。
でも・・・一つ私に足りないものがある。
それは・・・・【彼氏】
私に足りないもの、それは彼氏。私を支えてくれる彼氏。手繋いだり、抱きしめあったり、キスしたりする彼氏!
私に今足りないものは彼氏だけ。
だから今、彼氏募集を必死でしている最中なの・・・。
ケド・・・なかなか集まらないというか・・・なんというか・・・。
私の気に入る人がいな~~い!!!