私と彼の関係〜本気の浮気〜
「プハァ〜!汗かいた後のビールは格別!」
大人の雰囲気は置き忘れてきたの?って思うぐらい、今の涼は子供っぽくて。
クスクス笑いながらビールを飲む私に、涼は怪訝そうな顔で
「何か可笑しい?」
「ううん。別に」
「え〜隠し事なし!真央、白状しなさい」
「なんだかイメージが違うと思って」
あんまり真面目に言う涼に、笑いながら思ったことを口にした。
おまたせしました〜と店員さんが頼んだ品物を持ってきてくれて、ごゆっくりとドアを閉めるまで
涼は私の顔を見てるけど、黙っていて。
「どうしたの?」
もしかして・・・私が本気になってるのを気付いたの?
不安になった私は、無意識に問い掛けていて。