私と彼の関係〜本気の浮気〜
~15~
後半の連休になり、お盆休みが取れなかった修ちゃんが久しぶりに帰ってきた。
ご両親は修ちゃんの帰宅をすごく喜んでいて、帰ってきた次の日、夕飯の席に呼ばれた。
まだ数回しか行ったことのない修ちゃんの実家に緊張しながらインターホンを押すと、直接扉が開き修ちゃんが顔を出した。
「いらっしゃい」
笑顔で迎えてくれた修ちゃんに手土産を渡すと、気を使わなくていいのにと言いながら玄関へ招き入れられた。
お邪魔しますとスリッパを履いているとおばさんが出て来て
「いらっしゃい真央ちゃん。ご飯出来てるから早く来て!」
靴を揃えようとしていた私の腕を引っ張り、ダイニングまで連れて行かれた。