私と彼の関係〜本気の浮気〜
すでに晩酌をしていたおじさんに頭を下げると、いらっしゃいと微笑まれた。
手を洗ってダイニングに戻るとすでに食事の用意は終わっていて
早く早くとおばさんに手招きされる。
修ちゃんと顔を見合わせ微笑んでから、おばさんの横に失礼しますと腰掛け
おじさんからビールを注いでもらい夕食の時間が始まった。
プロ野球の順位の話や、仕事の話の愚痴で笑い合っていた時
おばさんがビールのグラスを置き、そういえばと私の顔を見て口を開いた。
「真央さんはいつまで仕事するの?」
「母さん、真央はまだ知らないから」