私と彼の関係〜本気の浮気〜


すでに晩酌をしていたおじさんに頭を下げると、いらっしゃいと微笑まれた。


手を洗ってダイニングに戻るとすでに食事の用意は終わっていて


早く早くとおばさんに手招きされる。



修ちゃんと顔を見合わせ微笑んでから、おばさんの横に失礼しますと腰掛け


おじさんからビールを注いでもらい夕食の時間が始まった。




プロ野球の順位の話や、仕事の話の愚痴で笑い合っていた時


おばさんがビールのグラスを置き、そういえばと私の顔を見て口を開いた。



「真央さんはいつまで仕事するの?」


「母さん、真央はまだ知らないから」






< 217 / 297 >

この作品をシェア

pagetop