私と彼の関係〜本気の浮気〜
彼の腕の中で・・・涼一を想ったまま消えてしまいたい・・・
しゃがみ込んだ私はただ涙を流すしかなかった。
修ちゃんから何度も電話やメールがあった。
『心配してる。ちゃんと話がしたいから電話に出て欲しい』
修ちゃんからのメールを一度見た後は、その後確認することもなくただ毎日を過ごしている。
家に来ることだってできる修ちゃんは・・・来なかった。
それが彼の優しさなのか。
修ちゃんは直接私と話をすることもなく出向先へ戻って行った。
離れたくないのに・・・
でも、私の婚約者は修ちゃんで、涼じゃなくて・・・
だけど私の好きなのは・・・涼なんだ。
私は・・・どうしたらいいんだろう?
それだけを考えていた。