私と彼の関係〜本気の浮気〜
私と会えなくなっても、ただ幸せを願っていたい・・・
彼は俯いて肩を震わせながら吉沢夫妻にお願いしますと頭を下げた。
そして修ちゃんの家に招かれた日。
私の気持ちが本気で彼に傾いている事実に呆然とした。
飛び出した私を追いかけた修ちゃんは、駅で泣き崩れる私を見てこのままでは私が壊れてしまうと思ったらしい。
寒さが本格的になろうとしていた11月。
修ちゃんは先輩にもう一度彼と会わせてもらえないかと頭を下げた。
私が修ちゃんと彼との間で迷っているのなら・・・彼を想っているのなら結婚自体を考え直さなければならないと、再び向き合った。