伝説の女[完]
「あんたの父親は、家庭が2つあったって事でしょ?あんたたちは・・・・まさか自分たち以外に家庭があるなんて思ってなかったでしょ?」



俺は「当たり前だ」答えると女はすぐに。



「じゃあ、逆に義理の母親たち家族もあんたたちがいるなんてしらなかったんじゃない?あんたたちと同じで」



俺は息をのんだ。まさかそんなこと。


女は何も言わない俺を見てまた続けた、



「そんであんたの本当の母親が蒸発して、うまいように言えばどう?」



「いやまさかそんな事・・」


女は俺を無視して話した。


「ありえなくないわ。

元々義理の母親の方には週2回程顔だして、仕事のせいにして。

たしか組長でしょ?

結婚も式はあげたとしても、命ねらわれるからとかなんとか言って届はだしてないとしたら?」


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